こんにちは。ロイ先生です。
今回は生徒からの質問に対して、私がどのように対応しているかを紹介します。
例えば数学で次のような問題があったとします。
「a(m)の道のりをb(分間)で進んだときの速さ(m/min)を表しなさい」
中1で学習する文字式の表し方の問題です。
算数、数学があまり得意でない生徒は、速さの公式があやふやな場合が多いです。
ですので、「先生、速さってどう求めるんでしたっけ?」なんて聞いてきます。
ここで、「速さ=道のり÷時間で求めるんだよ」と言えば質問対応は一瞬で済みます。
これを喜ぶ生徒も多いです。知りたいことだけをパっと知れて、わかりやすいと感じる生徒も多いでしょう。
ただ、私はこのような対応はしていません。
「例えば、1000mを分速200mで走ったら何分かかる?」このように生徒に聞き返します。
その後は、「5分」→「どんな計算?」→「1000÷200」→「1000って道のり、速さ、時間のどれ?」→「道のり」→「じゃあ200は?」→「時間」→「てことは速さを求める式は?」→「道のり÷時間」と進みます。途中で詰まるところがあれば、そこで更に具体例を用います。
前者の対応と比べると、私の対応は時間がかかりますし、煩わしいと感じる生徒もいるでしょう。
ただ、前者の対応では生徒の成長を促せないと思うのです。
日頃の指導で心がけていることが2つあります。
1つ目は、生徒の頭を働かせることです。
「聞く」「写す」「見ながら解く」といった頭を使わない作業は最低限にとどめ、「何も見ずに解く」ような頭を使う学習を重視します。質問対応も、生徒の頭を回転させるチャンスです。
2つ目は、なるべく生徒が自己解決できるように育てることです。
英単語の意味や各教科の用語の意味など、調べればわかるものは安易に答えず生徒に調べさせます。ただその場合、特に最初の頃は教材を出させ、目次や索引を開き、一緒に探します。いずれ勝手に調べて勝手に解決できるようになります。
上記の例で出したような、「簡単な数字に置き換えて考える」というのも、いずれ自力でできるようになります。こちらは時間がかかりますが、根気強く同じ対応を繰り返します。
なるべく生徒が自己解決できるように育てるというのは、教えるのをサボろうとしているように見えるかもしれませんが、その方が生徒のためになると考えています。
それではまた!
進学塾ロイ
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