こんにちは、ロイ先生です!
今回は、以前集団授業の学習塾で働いていた際に何度か感じたことについて。
集団塾の教師をしていて、比較的勉強が得意でない生徒の授業を受け持つことも多々ありました。
具体的に言うと、学力別に分けられたクラスの1番下のクラス。
通知表で言うと大体「3」の生徒達です。
ところで、実は集団塾の場合、クラス分けされていても教える内容はそこまで大きく変わりません。
年度途中でクラスが変わることがあり、内容や進度が揃える必要があるためです。
こういったクラスではどうしても習熟状況が厳しくなりがちです。
まあ、学校の授業+αの内容を、学校よりも短い授業時間で、学校の先取りになるようなペースで授業が進むため、致し方ないことではあるんです。
すると、授業をやっていて、今この内容を取り扱うことが果たして目の前の生徒たちのためになるのだろうかと、疑問に思うような状況が生まれます。
例えば、方程式の計算がかなーりあやふやな生徒たちに対し、カリキュラムに沿って文章題・応用問題を何週間もかけて一通り取り扱うとか。
で、私もこのあたり、過去に何度か当時の上司に相談したことがあるのですが、別々の会社の異なる2人の上司に全く同じことを言われたのが印象に残っていて、
「教科書内容なんだから、難しくはないよね。」
んーーーーーーー。
何を難しいと感じるかって本当に千差万別です。
基礎の部分を難しいと感じている生徒に対し、教科書内容だからと、進度を優先して応用を教え込む。
この部分が、集団授業の抱える構造的な問題です。
学校は、1年間で決められた指導要領を終わらせなければいけないので、上記のような状態は避けられません。
であれば、指導要領にとらわれず、たとえ応用の部分を多少カットすることになっても、基礎の部分が固まるまで繰り返し取り組ませるような臨機応変な学習塾があってもいいのではないかなと感じていました。
まあ、個別指導の塾や家庭教師という選択肢が既にあるのですが、どうしても費用が・・・。
ということで、進学塾ロイを作るきっかけの1つとなりました。
いざ塾を開いてみると、通知表が大体「3」の子もいれば、オール5に近い子もいて、もちろん全く異なる学習を指示しています。
早い子は、4月の中旬に入塾し、既に英数は中3内容をほぼ終えてしまいました。
周囲のペースに合わせるのではなく、自分のペースでどんどん学習を進めたい生徒さんにも、おすすめできると思っています。
少し長くなりましたが、集団でも個別でもない、第3の選択肢として、ご検討いただけると幸いです。
それではまた!
コメントをお書きください