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通知表の「3」の実情

こんにちは!ロイ先生です。

埼玉ではないのですが、面白いデータなのでブログに。

 

千葉県教育委員会より、2025年度公立高校入学者選抜における学習成績分布が公表されました。

各教科における評定ごとの人数の割合は、下記の通りだったようです。

 

  5 4 3 2 1
国語 23.4 21.3 43.2 8.5 3.6
社会 28.8 21.5 37.1 8.9 3.7
数学 25.8 21.9 34.9 13.3 4.1
理科 25.7 22.1 39.3 9.1 3.9
音楽 26.5 28.7 37.5 3.2 4.1
美術 23.6 31.0 38.6 3.0 3.9
保健体育 23.7 29.2 39.9 3.2 4.1
技術・家庭 23.1 28.4 41.1 3.8 3.6
外国語 27.3 18.0 39.0 11.9 3.8

 

平均すると、成績上位25%が5、次の25%が4、次の39%が3、次の7%が2、最後の4%が1となります。

なんとクラスの半分は評定が5か4なんですね。

 

ちなみに、2002年度の学習指導要領で廃止された相対評価では、成績上位7%が5、次の24%が4、次の38%が3、次の24%が2、最後の7%が1と、あらかじめ割合が決められていました。

 

面白いのは、評定の「4・3・1」の人数自体はほぼ変わらずに、「5」と「2」の人数が逆転している点です。

結果として、例えば「3」という評定は、以前であれば上位32~69%の成績だったのが、現在では上位51~89%の成績となり、評定の「3」は真ん中くらいというかつての常識は明確に通用しなくなってしまっています。

 

数学と外国語は他教科に比べて「2」の割合が高い点も注目です。

やはりこの2教科は、一度つまずいてしまうとなかなか挽回が大変ですよね。

 

集団授業の進学塾では、評定が3の生徒を支えきれないなと感じていたのが、私が集団授業を離れた理由の1つです。

「集団はついていけるか不安だな、でもたくさん塾で勉強したいな」という生徒さん、ぜひお問い合わせください。

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それではまた!

 

進学塾ロイ

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