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志望校を決める基準⑦

こんにちは、ロイ先生です!

今回は志望校の決め方についての第7弾。

公立・私立編です。

 

高校は、大きく公立高校・私立高校の2種類に分けられます。都道府県や市町村のような地方自治体が運営しているのが公立高校、学校法人が運営しているのが私立高校です。

ここでは、いくつかの面からこの2種類の学校を比較します。

 

① 教育方針

  • 公立:文部科学省が大元の方針を定めているので、学校ごとの特色は少ない。
  • 私立:運営元の法人が方針を決められるので、その学校独自の特色ある教育を展開しやすい。

 

② カリキュラム

  • 公立:文部科学省の定めたカリキュラムに沿っているため、どの学校も似たり寄ったり。(難易度には差が出る)
  • 私立:学校独自のカリキュラムで進行するので、特に進学校では高校内容を終えるのが早い。(入試対策に時間を割くため)

 

③ 学費

 公立高校の方が安く、およそ私立高校の半分程度の費用になるようです。就学支援金などで費用はいろいろと変わってきます  が、授業料以外の費用も1つ1つ私立高校の方が高いので、負担が大きいのは私立高校になります。

 

 

④ 施設設備

  • 公立:全体的な傾向としてさほど豪勢ではないが、自治体の運営の元、一定の水準は保たれている。ただ、改修の時期によ  り学校ごとの差は大きい。また、市立高校は県立高校より整っている傾向にある。(特に川口市立はすごい。)
  • 私立:学費が高い分、公立に比べ施設が充実している場合が多い。ただ、経営に苦戦している(生徒の募集が芳しくない)場合は机が古くてガタついているなど、気になる部分はある。

⑤ 受験

  • 公立:5科目で受験できるのは1校、1回のみ。(2次募集を除いた場合)中学校の内申点やその他の活動も点数化されて、5科目の試験の点数と合計される。
  • 私立:基本は3科目。試験日が被らなければ複数校の受験や、1つの学校を複数回受験できる。入試当日の得点のみで合否が判定されるが、一部の学校を除き、北辰テストの偏差値や学校の内申点などで受験がかなり有利になる。

とりあえず、大きな相違点については上記のようになります。どうしても費用の問題から、第一志望は公立でと言われている生徒さんも多いでしょうが、私が声を大にして言いたいのは、高校の学費を出してもらえること自体がものすごくありがたいことなんだということですね。

開業したてでお金がどんどん減っている塾長の魂の叫びです。お金を稼ぐって大変。親に感謝を!

 

以上!

 

進学塾ロイ

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