こんにちは、ロイ先生です!
今回は志望校の決め方についての第6弾。
学科編です。
中3生の大部分は普通科を志望し、普通科に進学しますが、そこに明確な理由があるわけではありません。
15歳なんて将来を具体的にイメージする方が難しい年齢ですから、なんとなく、普通科を受ける生徒が大半です。
まったく悪いことでも、おかしいことでもありません。
一方で、高校受験のタイミングで朧気でも将来の方向性をイメージできている生徒は、より自分の学びたい事柄が学べるよう、普通科ではない学科に興味を持ち、受験校を絞っていきます。
今回は、埼玉県公立高校の普通科ではない学科と、その学科を設置している学校(全日制)を一部紹介します。
① 理数科:普通科に比べ、理科や数学を重点的に学ぶことができる。
設置校:大宮、熊谷西、越谷北、所沢北、松山、川口市立、市立大宮北。
② 外国語科:普通科に比べ、英語やその他外国語、それを用いたコミュニケーションなどを重点的に学ぶことができる。
設置校:春日部女子、越谷南、坂戸、草加南、南稜、和光国際、蕨
③ 商業科:普通科の科目に加え、簿記や会計、マーケティングなどの専門科目を学べる。
設置校:上尾、鴻巣、羽生実業、皆野、八潮南、商業高校(6校)
ある程度の校数が設置している、代表的な学科は上記のようになります。
私の指導経験からは、理数科と外国語科についてはその学科への進学に興味がある生徒がそこそこいました。
商業科については、どうしても上尾高校に行きたい生徒が、普通科よりも少し入学難易度が低いという理由で志望していましたね。高校側に聞いたところ、野球部やソフトテニス部など、部活動へのこだわりから上尾高校を熱望する生徒が、商業科を受験することもあるようです。
上記以外にも県内に8校設置されている工業高校や、音楽科、美術科のように設置数の少ない学科など、実はいろいろな選択肢があります。
将来の具体的なイメージがある生徒は、そういった高校についてもホームページをのぞいてみるといいかもしれません。
参考に、埼玉県のホームページ(高校、学科の一覧です。各学校のホームページに飛べます。)
それではまた!
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